注釈 RHG

先日、Ruby のまつもとさんに会う機会があった。
これを機に Ruby の開発に参加しようと Ruby のソースを svn から取ってきて読みはじめたが、十年以上 C から離れていた身には、なにやら雲のようで、とりつく島もない。

いささか途方に暮れてネットをさまよっていたら、「Rubyソースコード完全解説」というページ(*1)に行き当たった。ななめ読みしてみたら、これこそ自分の求めている情報ではないか!
対象となる Ruby のバージョンは古いけれど、本質的なところは大して変わってないだろう。評価器のあたりなど、大きく変わっていそうなところは、その分差し引いて読んでいけば大丈夫。
ということで、とりあえずこれを読んで、Ruby のコードを理解することを目標にした。

ちょっと読み進んでみると、コンピュータ言語の素人にはちょっと説明のとどかない記述がところどころある。そういう箇所を調べて日記に残しておく。
この本(*2)は、巷では RHG (Ruby Hacking Guide) と称されているので、この日記の名前を「注釈 RHG」ということにする。名前負けしそうだが、最初から弱音は吐かないものだ。

(*1) http://i.loveruby.net/ja/rhg/book/
(*2) 元はれっきとした本である。これだけの内容の本を惜しげもなくウェブに載せてくださった、著者の青木さんに感謝します。